身体について

体温と免疫

年始から寒い日が続いていますね。
昨年はいろいろな場所で体温を測る機会が多かったと思いますが、この体温も様々な感染症予防の基礎である私たちの免疫力と関係があります。
免疫については以前にも書きましたが、体内に入った菌やウイルスから身体を守ってくれる防御システムのことを免疫と言います。体内にはこの防御システムを持ち、あらゆる外敵と戦ってくれる免疫細胞が存在します。免疫細胞はその役割によって単球、リンパ球、好中球、好塩基球、好酸球の5つに分類され、これらはまとめて白血球と呼ばれます。

免疫細胞が活発に働いてくれるほど体内の免疫力は高まりますが、体温や血流の低下によって細胞の活動は鈍くなり、菌やウイルスに対する抵抗力も弱くなってしまいます。私たちの平均的な体温は36.5~37度程度ですが、ここから1度体温が下がると免疫力は30%弱くなると言われています。
反対に熱が高くなるのは体内に菌やウイルスが入り込んでいる証拠で、免疫細胞たちが活動を高めて菌やウイルスの増殖を防ぎ、身体を守っている状態であると言えます。(他の病気や体温調節などによる発熱の場合もあります)
普段から免疫機能を正常に働かせるために、体温または血流の低下を防ぐことが大切になります。免疫細胞のいくつかは血中を流れているため、体温の上昇による血流の増大が免疫細胞の活動を高めます。体温の低下は血流も減退させるので、免疫細胞の働きが弱くなるのも頷けますね。

体温を上げるためには身体の筋肉量を増やすこととよく言われますがなかなかすぐに目に見えるものではないので、単純に日々の運動やトレーニングによって血流を促進してあげましょう。特に大きい筋や身体の末端部分を動かしてあげることが効果的です。
また血流は運動だけでなく自律神経の働きにも左右されます。自律神経の一つである交感神経が優位な時、血管は収縮し血液の流れが減少します。対して副交感神経が優位な時には血管は拡張し血流も増大します。緊張や興奮している時、仕事に没頭している最中や過度なストレスがかかっている時に交感神経が活発になります。活動と休息のバランスを取り、余計なストレスを取り除くよう心がけてみましょう。
ストレスは目に見えませんが厄介なもので、ストレスを受けていると身体がこれに抵抗するためコルチゾールという抗ストレスホルモンを分泌します。コルチゾールには免疫機能を抑制する作用があったり、またダイエットなど身体の代謝機能にも影響を与えたりしてきます。血流以外にもこういったホルモンや自律神経が身体の免疫、延いては代謝など様々な機能に関係してきますので、次回はそのあたりのお話もできたらと思います。


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