ダイエット 栄養

食事の質

前回の投稿で食欲の種類は「代謝性食欲」と「認知性食欲」の二種類に分けられるとお伝えしました。「認知性食欲」は美味しそうな食べ物を見たり匂いを嗅いだりした時、なんとなくお腹が空いた気分になってしまうことなので、その気分のまま食べてしまうのはいけません!というお話でした…。「認知性食欲」を促さないためには頻繁な外食や買い置きなどを控えて、食べたい!という余計な刺激を与えないことが一番ではありますが、ダイエットには食事の量だけが問題ではありませんよね。

もちろん食べ過ぎてしまうことは身体に必要以上のエネルギーを摂取してしまうことですので、そこで余ったエネルギーは体脂肪として蓄えられてしまいます。ですが、逆にエネルギーを取らなすぎることも身体には悪影響を及ぼします。そもそも私たちの身体は糖をエネルギー源として活動していますが、過度な糖質制限などをおこなうと体内に貯蔵しておいた糖が空っぽになってしまいます。そうして無くなってしまったエネルギー源を確保するために体脂肪を分解させるのが糖質制限食の目的なのですが、それと同時に筋肉も分解されてしまいます。筋肉が分解された身体では体重も落ちるかもしれませんが、代謝機能も低下しその後のリバウンドを招きやすくなってしまいます。

健康的なダイエットや身体づくりのためにはこういった代謝機能をしっかりと働かせておかなければいけません。栄養不足の状態では頭や身体も冴えなくなるように、体内の活動も低下します。食事の量を減らすことも大切ですが、まずは三大栄養素である炭水化物(糖質)、タンパク質、脂質をバランスよく摂取することが基本となります。どれくらい食べているかだけでなくどんなものを食べているか…食事の「質」にも気をつけてみましょう!

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