ダイエット 栄養

ベジタブルファースト

ダイエットやボディメイクに効果的な食事方法の一つとして、ベジタブルファーストまたはベジファーストと呼ばれるものがあります。
これは食事の最初に食物繊維を多く含む野菜から食べることで、お米やパンなど糖質の吸収を緩やかにし、血糖値の急激な上昇を防ぐことができます。
血糖値が上がりすぎると余ってしまった糖が体脂肪として蓄積されたり、血管になんらかのダメージを与えたりしてしまいます。
ベジタブルファーストなどの食事方法によって血糖値をコントロールすることはこれらを改善し、ダイエットや生活習慣病の予防にも役立つといえるでしょう。

食物繊維の摂取によるダイエット効果は、血糖値の上昇を抑えることだけでなく、胃抑制ペプチド(GIP)と言われるホルモンも関係しています。
胃抑制ペプチドは小腸の上部から分泌されるホルモンで、胃酸の抑制やインスリンの分泌量をコントロールする作用があります。
体内の高血糖状態が続くと胃抑制ペプチドのインスリン分泌に働きかける力が弱くなってしまうため血糖値の調整ができず、糖尿病などを引き起こす一因にもなってしまいます。

胃抑制ペプチドはその他にも骨形成や体脂肪の蓄積を促進する作用を持っています。
体脂肪を蓄えておくことはエネルギー源の確保となるので、飢餓に備えた人間本来の能力なのですが、ダイエットを目的とした場合このホルモンの働きをできるだけ抑えておく必要があります。

胃抑制ペプチドは小腸上部から分泌されていますが、その分泌量は食事、特に高エネルギーの物や飽和脂肪酸を多く摂取することで増加します。
反対にベジタブルファーストのように食物繊維を摂取すると、糖など栄養の吸収が小腸の上部ではなく下部まで遅れていきます。
そうすると小腸上部への刺激が減少し、胃抑制ペプチドの分泌量も抑えることが可能になります。
ベジタブルファーストには血糖値の上昇を緩やかにすること、体脂肪蓄積に関係するホルモンの分泌を低下させることの二つのダイエット効果があるということですね。

ですが、この胃抑制ペプチドには先に挙げたように骨形成やエネルギー確保の働きもあります。
そのため成長期である子供たちや、日々ハードなトレーニングやスポーツを続けている人、低体力や栄養を不足しやすい高齢者にも重要なホルモンとなります。
そういった場合にはホルモンの分量を高める必要があるので、動物性の脂肪を含む食品や、あえて糖質を先に食べるカーボファーストという食事方法も効果的です。
身体や目的に合わせて食事内容も選択し、楽しく身体づくりを進めていきましょう!


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