ピラティス・ヨガ

ピラティスの原理原則

ピラティスの歴史はちょうど100年ほどですが、時代に合わせて内容も変化しています。
ピラティス氏の教え子であるイブジェントリーが「ウエストコーストスタイル」を確立させ、プレピラティスという指導方法を構築したことは前回お話しました。

「クラシカルピラティス」と呼ばれるピラティス氏本人のスタイルに対し、現代のピラティスは「コンテンポラリーピラティス」とも言われます。
はっきりとした定義づけや線引きは難しいと思いますが、クラシカルピラティスとは何か、そもそも他のトレーニングとピラティスの違いも少しずつ曖昧になってきているように思います。
現在ではヨガも多種多様なスタイルが存在しているように、ピラティスもこれからさらにバリエーションが増えていくかもしれません。ですがそれがピラティスである以上、根底にあるピラティス氏の考えや哲学を知っておくことが大切なのではないでしょうか。

ピラティス氏自身はピラティスのことを「コントロロジー」と名付け、「ボディ、マインド、スピリットの統合」を目的としていました。身体と心を自分の意志でコントロールし、同時にバランスよく発達させることが理想的な健康と幸福であるとしています。
さらにピラティス氏は、コントロロジーの遂行のために重要なポイントをいくつか挙げ、それらが今ではピラティスの原理原則とも言われています。

Breathing(呼吸)、Concentration(集中)、Centering(中心化)、Control(調整力)、Precision(正確性)、Flow(流れ)の6つが基本的な原理とされ、ピラティス氏も指導の際に重視していたポイントだと考えられます。
単純に身体を鍛えるだけでなく、当時から人々の呼吸の乱れや姿勢不良、背骨の重要性などを説いていました。
エクササイズにおいてもクライアント自身が自分の身体を感じ、気づきを与えるような指導を行い、トレーニングの量より質を重視していたように思います。
こうしてみると、身体の根本から正しく整えて鍛えるという要素は当時から基礎としてあり、プレピラティスを構築したイブジェントリーもしっかりとピラティス氏の想いに則っていることがわかります。

またピラティス 氏は生前、「私のメソッドは50年早かった」と述べており、実際に彼がポイントとして挙げていた呼吸や全身の協調性、正しいアライメントでの運動などは、一般的なトレーニング理論においても近年特に注目されています。加えて精神的にも大きな効果を与えるピラティスは、やはり一つの確立したメソッドであると言えます。まだまだ深い考えがピラティスには込められていると思いますが、基礎として理解できるように学び続けていきたいと思います。原理原則についてもまた一つずつ解説していきます!


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