身体について

睡眠時の室温

7月も半ばとなり、日々厳しい暑さが続くようになりました。体調にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。

日中はもちろんのこと、夜中の気温も高くなり、寝苦しさや睡眠不足を感じている方もいるのではないでしょうか。

昼間はエアコンや服装によって体温調節がしやすいですが、睡眠中は気温の変化も感じにくく、思った以上に汗をかいていたり身体が冷えていたりします。
どれくらいの室温を保つことが、毎晩の快適な睡眠をもたらしてくれるのでしょうか。

実際に眠りにつく入眠時、私たちは身体内部の温度が下がることで眠気が促されます。
そのために皮膚から熱を放出して体温を調節しているのですが、室温が低すぎる場合、手足の血管は収縮して放熱できず、逆に体温は高くなってしまいます。

反対に室温が高すぎる場合にも身体は汗をかいてしまい、内部の体温調節がうまくいきません。

体感温度には個人差もありますが、睡眠中の最適な室温は夏場で25~26℃と言われています。

また、室内の温度だけでなく湿度が上がることでも体温は上昇してしまいます。
適切な室内の湿度は50%程度ですので、エアコンの除湿機能を使用したりして多湿状態を避けるように心がけましょう。

さらに、室内の環境を整えても体温が高いままではスムーズな入眠ができません。
寝る前の激しい運動や食事、熱いシャワーや入浴は控え、体温も上手にコントロールしましょう。

夏場は睡眠中にも熱中症の恐れがあります。
快適な睡眠を保ち、体力低下や健康管理に特に注意して過ごしましょう。

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